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最強メンタルをつくる前頭葉トレーニング 茂木健一郎著者 PHP 書評(感想)

書評(感想)

自然災害や経済的危機、人間関係、仕事などのストレスさまざま問題をかかえていると思います。

そのような時でも、ピンチをチャンスに変える強いメンタルを持ちたいものです。

本書では主に、メンタルモンスターになるための四箇条

其の一 前頭葉の強化

其の二 ネガティブ思考に負けない身体づくり

其の三 メンタル免疫力の強化

其の四 有事下のメンテナンス法

がこの本に書かれています。

 

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メンタルモンスターの定義

 

ある不運に遭遇しても、ポッキリと心が折れてしまうのではなく、しなやかに立ち上がれる力を持つ人物。それが「メンタルモンスター」です。

 

チーズは常に移動している

 

1990年代後半にベストセラーになった『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン著、扶桑社)という本があります。

(中略)

この物語でチーズは、人生における「大切なもの」「追い求めるもの」のシンボルとして描かれています。

本の出版から約二十年。チーズは当時よりも速いスピードで私たちの前から消えてなくなっいます。

 

もう20年前から出ている本なのに、自分が気になって買ったのは2020年末ごろ、2008年ごろから今の仕事は下り坂であったのは薄々気がついていたけれど、なんとかなると、問題から避けてきました。ついにどうにもならないところまで来て、この本に気が付きました。

 

「最初のペンギン」のメンタル

 

英語圏には、「最初のペンギン(first penguin)」とゆう言葉があります。通常ペンギンは氷雪の上に住んでいますが。そこには餌になるようなものは何のないため、海に飛び込んで餌を取らなくてはなりません。

(途中略)

「最初のペンギン」とはうまくいくかどうかわからない状況でも、勇気を持って不確実性の海に飛び込む人のことを指すのです。

 

中学や高等学校の時、理科の実験はだいたい、何人かのグループですることが多かたです。

それで友達に任して自分は見ているだけのことが多かったです。

 

 

著者 茂木健一郎 先生 紹介

茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。

1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程終了。理学博士。理化学研究所国際フロンティアシステム研究員、ケンブリッジ大学生理学研究所研究員を経て現職。

主な著書に、『「超」東大脳 偏差値にとらわれない生き方』『創造する脳』『考える脳』(以上、PHP研究所)  などがある

巻末〈著者略歴〉より

 

ネガティブ思考に負けない身体づくり

腸は第二の脳

 

腸は食べ物を消化して、栄養素を吸収する消化器官です。

ところが、腸にはそのような消化器官としての役割に加えて、ある意味脳と同じように思考を司り、情報の処理・伝達を担う神経が存在していることがわかってきました。

 

腸内環境を整えると心も身体も元気になれる

 

腸内フローラを整えるには、「善玉菌を含む食品」と「善玉菌の餌となる食品」を一緒に摂ることが必要だと言われています。

 

善玉菌を含む食品は、ヨーグルト、納豆、漬け物、みそ、チーズなどの発酵食品です。発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌が含まれています。発酵菌には、腸内フローラを善玉菌に変える働きがあります。

 

善玉菌の餌となる栄養素は、食物繊維とオリゴ糖です。どちらも、腸内で善玉菌を増やす助けになります。食物繊維を多く含む食品としては、野菜(ごぼう・にんじん・ブロッコリー・ほうれん草)、いも類、きのこ類、海藻類、納豆をはじめとする豆類などです。オリゴ糖を多く含むのは、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガスなどの野菜やバナナなどです。

 

発酵食品を食べることが、とても大切ですね。自分は、インスタント食品ばかり食べているので気おつけないといけないと思います。

 

 

 

常にコンフォートゾーンの外に出続ける

 

「コンフォートゾーン」とは、文字通り「居心地のいい快適な場所」のこと。フランスの哲学者でノーベル文学賞を受賞したアンリ・ベルクソンが述べているように、行動とは「習慣化するに従って、意識から無意識に移行する」ものです。

 

三日坊主を何度でも立ち上げる

「やり抜く力」はどのようにすれば身につくのでしょうか。

私が考えるのは、「三日坊主を何度でも立ち上げること」です。

 

自分は、大学生の頃から韓国語ラジオ講座4月号坊主10年くらい、

韓国ドラマをよく見るようになった、2003年くらいから韓国語テレビ講座4月号坊主10年くらいダラダラ続けて来ました。

 

正常性バイアス

 

都合の悪い情報や状況を無視、あるいは過小評価してしまう特徴が人間にはあります。

 

誰にとっても、これまでのやり方を変えるのは難しいものです。「そうなったら困る」ことに関しては、思考を停止してしまう、危機的現状に目をつぶる。

(中略)

しかし、これでは「茹でガエル」状態です。湯がたぎる大鍋に飛び込んだカエルは瞬時に「熱い!危険だ!」と気づきますが、水が入った状態の大鍋に最初から入っていたカエルは、徐々に加熱されていっても、その危険に気づきません。しまいには茹で上がって死んでしまうのです。

 

まさに今までの自分は茹でガエル状体。

この状況から脱出しようと努力中です。

インストゥルメンタル・ラーニングで脳を本気にさせる

 

なぜ身体を道具として使うと学習の効率がよくなるかというと、身体を使うことで活性化する脳の領域が増えるからです。ただ、「みる」「聴く」だけでなく「話す」「身体を動かす」「手で書く」などの行為を同時に行うことで、運動野や大脳基底核、小脳などのさまざまな回路が活性化します。

 

見る聴くだけでなく、話したり書いたり身体をうごかして学んだり教えたりとアウトプットがたいせいつだと思いました。

まとめ

自然災害、地震、水害などの有事下や仕事がうまくいかないとか、人間関係での悩みとかさまざまな問題があるとき、ピンチをチャンスに変えることができる、メンタルを持ちたいものです。

今の環境に負けないで、自分ができることは、何かを見つけ出して行く助けとなる本だと思います。

 

 

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