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スタンフォード式最高の睡眠 西野精治著者 サンマーク出版 書評(感想)

書評(感想)

睡眠について、あまり考えていなかったと思います。この本を読んで、起きている時間にパフォーマンスを向上するには、睡眠をおろそかにしてはいけないことを感じました。

多くの皆様は忙しい中、睡眠を軽視して生活しがちだと思います。

自分も、「寝る時間を短くして、もっと他のことができたら効率的なのに」と考えたこともあります。この本を読んで、それは、まちがえた考えだったと思いました。

 

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「睡眠負債」

 

「睡眠負債」とは、睡眠時間が足りないことによって、簡単には解決しない深刻なマイナス要因が積み重なっていくとゆう意味を含んでいる。

 

多くの人は、借金は危険、問題と感じると思いますが、日頃の睡眠不足が、危険、問題だと思っていた人は少ないのではないかと思います。

 

睡眠に課せられた「5つのミッション」

1章 なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか

にある内容です。

睡眠に課せられた「5つのミッション」

  1. 脳と体に「休息」を与える
  2. 「記憶」を整理して定着させる
  3. 「ホルモンバランス」を調整する
  4. 「免疫力」を上げて病気を遠ざける
  5. 「脳の老廃物」をとる
①眠りの始めの最も深いノンレム睡眠が出現する黄金の90分で、しっかり副交感神経優位に転換し、脳と体を休ませることが、最高の睡眠の第一ミッションである。

 

②学習後に睡眠をとることで記憶の定着が進むとゆう知見は多い。

 

③とりわけグロースホルモン(成長ホルモン)は、黄金の90分にもっとも多くでる。

④睡眠が不適切になると、ホルモンバランスが崩れ、免疫の働きもおかしくなる。

⑤新しい脳髄液が出て、古いものが排出されるとき、脳の老廃物も一緒に除去されるというエビデンスがある。

 

寝ている時でないとできない、身体や脳の活動があるようですね。

 

 

著者 西野精治 先生紹介

西野精治(にしの・せいじ)

スタンフォード大学医学部精神科教授 同大学睡眠生活生体リズム研究所(SCNlab)所長。医師。医学博士。

1955年大阪府出身。1987年、当時在籍していた、大阪医科大学大学院からスタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぐ。

1999年にイヌの家族性ナルコレプシーにおける原因遺伝子を発見し、翌2000年にはグループの中心としてヒトのナルコレプシーの主たる発生メカニズムを突き止めた。

2005年にSNCラボの所長に就任。睡眠、覚醒のメカニズムを、分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。

「睡眠の謎を解き明かして社会に還元する」を命題としており、多くのアスリートから支持されている「エアウィーヴ」の開発研究にも携わった。

 

(巻末 著者紹介より)

 

ナポレオンの子はナポレオン!?

ほとんどの人は、短眠の遺伝子を持っていない。

 

ナポレオンの子はナポレオン、ショートスリーパーは遺伝なのだ。

 

 

光は「見方」しだいで毒にも薬にもなる

網膜で470ナノメーターという単位の波長を感知すると、覚醒度を上げたり、パフォーマンスが上がることが最近の研究によりわかっている。

 

同時にこの波長の光は、メラトニンの分泌を抑えるので、眠りのスイッチの妨げとなる。この光こそ、いわゆる「ブルーライト」だ。

「咀嚼力」で眠りと記憶を強化する

 

「噛む」とゆう行為をするとき、指令を発するのは脳だ。だが、噛むことで三叉神経から脳に刺激が伝わる。「よく噛む」ことは一日のメリハリをつけるのに役立つのだ。「噛まずに食べる人」になってしまうと、「覚醒と睡眠のメリハリがなくなり、記憶もあやしくなり、肥満になる」なんて、いいことなしだ。

それくらい噛むことと睡眠はつながっているので「噛む習慣」を身につけてほしい。

 

噛むことがそんなに重要だとは知りませんでした。あまり噛まないで、ガツガツ食べているので、ゆっくり噛んで食べるように気おつけようと思います。

 

まとめ

 

睡眠について、あまり考えていなかった思います。

日頃寝不足で日曜だけ長く寝れば済むとゆうことでもないようですね。

寝ている時、寝ている時にしかできない働きが知らないうちに行われていることを知りました。

ショートスリーパーで大丈夫な人少ないようなので、寝る時間を削って、時間を捻出しようとせずに規則正しい習慣を心がけようと思います。

 

 

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