扁桃核こそあらゆる感情の産みの親。
お客様を「快」の状態にすることが大切、自分も「快」の状態を心がけることが大切だと思いました。
お客様に喜んでいただくにはどうしたらいいいか考える、他喜力が特に大切なんだとゆうことを感じました。
ビジネスのマーケティングや、経営に関心のあるかたには特にオススメの本です。
ワクワクすると買いたくなる!
脳が、「快」の状態とは、簡単にゆうとワクワクして仕方がない状態です。
ビジネスにせとスポーツにせよ、成功する人の脳はいつでもワクワクした「快」の状態になっています。
うなぎの焼けるいい匂いをかぐ
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嗅覚で得た情報が脳に伝わる。
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脳lは、「うなぎは美味しい」という記憶や、「鰻を食べるとワクワクする」情報などを一瞬でひっぱり出してきて、「おいしいぞ!」と判断する。
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イメージはもう脳裏に浮かんでいる。
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快楽ホルモンであるドーパミンが脳の奥から放出され、「よし、食べよう」と指令して決断する。
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うなぎ屋ののれんをくぐる。
匂いに行動が促されるわけです。
匂いで食べたくなるものなにが、思いつきますか?
イカ焼き、お好み焼き、ワッフル、焼き鳥、ラーメンなどたくさん思いつきますね。何か他にもありますか、皆様どうでしょう。
繁盛店やヒット商品には、お客様の脳がワクワクする複数の仕掛けが隠されている!
扁桃核こそあらゆる感情の産みの親です。
コンピュータの演算は、「0」「1」の二進法で行われますが、人間の脳は、「快」「不快」の二分法で動いていると言っても過言ではありません。
「快」から生まれた感情は、人の脳を肯定的にし、脳の持ち主の行動を積極的にします。
「不快」から生まれる感情は、脳を否定的にし、脳の持ち主の行動を消極的にします。
脳にドーパミンが分泌されればワクワクして「快」になる。
人間の購買行動を決める3要素
最も手強い相手は消費者の感情です。
消費者の脳を「快」にせよ!
振り子の法則
人間の感情は、振り子のように、「快」と「不快」、「苦」と「楽」を行ったりきたりしています。
「快と不快」=「苦と楽」は、2つでひとつ。
ワンセットになっているわけです。つまり、苦しみが大きいほど、その後訪れる達成感や充実感がより大きく感じられるということです。
ジェットコースターやお化け屋敷
怖さやスリル「不快」があるから、振り子が大きく」振れて「快」が生まれるのです。
もしジェットコースターの高低差が小さくてノロノロ運転だったら、「快」は生まれません。
お化け屋敷や、遊園地は、いいデートスポットなんですねえ。
著者 西田文郎先生 紹介
著者 西田文郎 (にしだふみお)
株式会社サンリ会長
西田塾 塾長
西田会 会長
天運の会 会長
JADA日本能力開発分析協会 会長
1949年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア。
1970年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ『スーパーブレインてレーニングシスてム(SBT)』を構築。国内のスポーツ、ビジネス、受験、その他多くの分野に、科学的、実践的なメンタルマネージメントを導入し、絶大な成果を上げている。
この『SBT』は、誰が行っても意欲的になってしまうとともに、指導を受けている組織や個人に大変革が起こって、生産性が飛躍的に向上するため、自身も『能力開発の魔術師』と言われている。
なかでも経営者向けの勉強会として開催している「西田塾」は、毎回キャンセル待ちが出るほど入塾希望者が殺到し、門下生は数千人に上る。
また、通信教育を基本として「ブレイントレーニング」をより深く学んで実践できる「西田会」を開設し、「幸せになるための上手な脳の使い方」を伝える運動にも力を注いでいる。
著書に『No.1理論』『面白いほど成功するツキの大原則』『No.1メンタルトレーニング』『No.1営業力』『No.2理論』『天運の法則』『はやく六十歳になりなさい』『[新装版]10人の法則』『大きく稼ぐ経営者になる脳のアップグレード術』(現代書林)、『強運の法則』『人望の法則』(日本経営合理化協会出版局)、『ツキの最強法則』(ダイヤモンド社)『錯覚の法則』(大和書房)など多数ある。
(巻末 著者略歴より)
お客様が必ず買いたくなる!「オヤ?ふむふむ なるほど!の法則」
「オヤ?」がアプローチで、「ふむふむ」が説明で、「なるほど!」はクロージングということです。
ちなみに、商品や宣伝を見て『オヤ?」と思った場合、イメージはわずか0.1秒、遅くとも0.2秒以内で感情の脳に届きます。「ふむふむ」という理屈の脳に届くのは0.4秒で、そこから思考が働きます。
「オヤ?ふむふむ なるほど!の法則
まずは、「オヤ?」をつくることが重要なんですね。
興味、関心をひくアイディアが必要ですね。
他人を喜ばせたい —— こう思えるのはひとつの能力です。しかも、大きく儲けるために一番必要な能力です。私はこれを「他喜力」と名づけました。
将来から現在を見る
ゴールを先に決め、ゴールから現在を見る。
すると、ゴールに至るために、やるべきことがわかります。脳は目標達成に向かって全力で働き出します。
エベレスト、富士山、近くの山
どの山に登るか、いつ登るか、誰と登るかを具体的に決めないことには、計画も準備もできません。
登山と経営者は同じです。山の高さとは、年商です。年商100億円の企業をつくるのか、それとも何十年か先に年商1000億企業にしていくのか、「山に登ろう」と漫然と決めるのではなく、「どの山に登ろう」「いつ登ろう」「誰と登ろう」ということを具体的に決めて、準備と計画に着手するのです。
まとめ
お客様も、自分も「快」の状態を心がけることが大切だと思いました。
お客様を喜ばせたい、他喜力(たきりょく)が、ビジネスをするにはとても大切なことだと感じました。
不易流行
どんどん便利な商品が出てきたり、職業の人気も移り変わっていきますが、
睡眠とるとか、朝の時間を大切にする、挨拶をするようにするなど時代がかわっても変わらないことのなのかなと思います。
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