磨くといえば、歯磨き、靴磨き、技を磨くなど連想すると思いますが、今回は「脳磨き」の本です。
島皮質は幅広く活躍しているのですが、もっとも大きな特徴は脳のなかで、「ハブ(中継地点)」のような役割をしている点です。
「脳磨き」のポイントは誰でもできる6つの方法
・感謝の気持ちを持つ
・前向きになる
・気の合う仲間や家族と過ごす
・利他の心を持つ
・マインドフルネス(脳トレ座禅)を行う
・Awe(オウ)体験をする
前向きな気持ちが人生を変える
第3章の「前向きな気持ちが人生を変える」
前向きになると視野が広がり、気づきが高まる。
過酷な状況でもどこかに光を見出して前向きになった方が、脳機能は高まり、困難を乗り越える知恵や工夫が湧きやすくなるのです。
10個の自然に前向きになる秘訣
①過去の経験で気持ちが前向きになったときのことを思い出す。
②喜び、希望、ほこりなどを感じてみよう。
③自然と前向きになるポジティブな言葉がけをする。
④楽しむ!
⑤笑顔になる。
⑥自分から元気にあいさつをしてブローカ言語野を鍛える。
⑦小さくても、できたことに目を向ける。
⑧できる→やる気を実践する。
⑨小さくても「成長」に目を向ける。
➉ネガティブな感情にも意味がある。そして、感情は自分で選べる。
⑥「自分から元気にあいさつをしてブローカ言語野を鍛える。」
自分がいまだに、自分から、あいさつすことができないのでとりあげました。
とくにブローカ野言語が鍛えられるのは、まだ誰かと会話が始まっていないときに、「こんにちは」「ありがとう」などと自分から第一声を発するときです。
じつは元気なあいさつは、ブローカ言語野のある「下前頭回」を鍛え、気持ちを前向きにする効果が脳科学的にはあったのです。
挨拶は大切ですね。
朝公園で、歩いていると向こうから挨拶してくれた時は、後から挨拶するのですが、まだ自分から先にできない状態です。
著者 岩崎一郎先生 紹介
岩崎一郎(いわさき・いちろう)
京都大学卒。京都大学大学院修士課程終了後、米国・ウィスコンシン大学大学院で医学博士号(Ph.D.)取得。旧通産省の主任研究官、米国・ノースウエスタン大学医学部脳神経科学研究所の准教授を歴任。
直接的に、世の中のために、人のためになるような研究・活動をしたいと志すようになり、日本に帰国後は、脳科学を活用し、普通の知性の人たちが天才知性を超えるパフォーマンスを発揮できる組織ずくりの企業研修を提供する会社「国際コミュニケーション・トレーニング株式会社」を創業。現在までに200社以上で企業研修を行う。経営やリーダーシップを最新の脳科学で裏付けることの第一人者。
著書に『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』『なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすか?』(クロスメディア・パブリシッシング)などがある。
(巻末著者紹介より)
感謝
◎恩恵的感謝(Doingの感謝)・・ポジティブな成果を得たから感謝すると言うもの。
◎普遍的感謝(Beingの感謝)・・感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方(Being)のことです。
恩恵的感謝を含む「普遍的感謝」は成長意欲が増大し、困難に立ち向かう勇気が持てるようになるとしています。
感謝の気持ちで意欲が湧き、身体の免疫機能を高める。
感謝について書かれています。
気の合う仲間や家族と過ごす・利他の心を持つ
「共同体思考」・・・ 相手を「仲間・同志・共同体の一員」として受け止める共同体思考の脳の使い方が、心をひとつにできる人間関係を作る。
「個分離思考」・・・「共同体思考と反対の脳の使い方をする
利他の心を持ち。利他の行動をすることで人は前向きになり、視野が広かる。
マインドフルネス・Awe体験
最近マインドフルネスよく聞きます。
有名企業でも取り入れているところが多いそうです。
目をとじ深呼吸するとか、簡単のところからはじめてみるのも良いのではないかと思います。
Awe体験
大自然や大宇宙の悠久さや広大さを前に、自分の小ささを感じる体験を、脳科学ではAwe体験といいます。
謙虚な気持ちにまったり、社会性のある行動が取れるようになるそうです。
まとめ
「島皮質」を鍛える脳磨きが脳全体を活性化し豊かな人生になるということです。
挨拶するとか、共感に基づく利他行動、感謝の脳回路を鍛えるなど、今まで読んだ本の脳トレとは違った観点からの脳磨きだと思いました。
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